成功哲学―あなたを変える素晴らしい知恵の数々 |ナポレオン・ヒル
成功哲学―あなたを変える素晴らしい知恵の数々
ナポレオン・ヒル
エス・エス・アイ 刊
発売日 2001-08
オススメ度:★★★★
著者は1908年、駆け出しの新聞記者時代にアンドリュー・カーネギーと出会い、彼の要請で誰もが成功できる秘訣の体系化に着手した。この企画には500名以上の各界成功者が協力し、52年後の1960年に、自己実現のための原理原則を体系化したPMAプログラムという形で完成した。著者はその間、ウッドロー・ウィルスン大統領の広報担当補佐官、フランクリン・ルーズベルト大統領の顧問官を務め、大富豪の1人としても有名になった。
本書はナポレオン・ヒルの編み出した成功プログラムのガイダンスブックに相当する。1967年刊行のロングセラーであり、自己啓発書としては代表的なものである。「強く、強く、強く信じよ」「この世には、恐れるものなど何もない」といった言葉が並んでいる。
数ある自己啓発書の中で、本書に特徴的な点を挙げるとすれば、50年以上かけて練り直されたノウハウが現在に至るまで支持を得ていること、すなわち時代の変化を越える普遍性が実証済みである、ということだろうか。「あなたがその気であるならば、本書を十二分に活用することにより、成功と心の平安をともに獲得できることをお約束する」といった頼もしい一文も見られる。
全編を通じてアメリカン・ドリームやピューリタニズムといったアメリカ的発想が垣間見える本書は、自己啓発書としてのみならず、アメリカ文化・社会への理解を深めるための本としてもおもしろい。(加島有理)
時代を超えた普遍的なメッセージ 2005-06-20
1960年代に書かれたものとは思えない、今こそ使える深いメッセージです。「お金持ちになるだけではだめで、心の平和こそもっとも大切なもの」と言い切ることができるのは、ナポレオン・ヒル自身が多くの困難を乗り越え、多数の成功者をインタビューしてきたからなのでしょう。「成功ノウハウ」があふれかえっている日本で、今一番大切なことのように思いました。成功してからのナポレオン・ヒルの業績しか知らなかったので、そこに至るまでの実際に体験したことがらというのは、彼もまた普通の人だったんだと思い、勇気づけられました。幼少時代は本当に手に負えないワルがきで父親から見放されていた、とか、ギャングに追われて命からがら逃げ回ったとか、愛する子供が障害を負っていたにもかかわらず克服したこととか、人間らしいナポレオン・ヒルの生き方が書かれていてとても親しみを覚えました。そして、私も、できるかもしれない、という気持ちになりました。何度でも読みたい(もう3回目読んでいる最中です)本です。
お金の主人は私 2002-11-20
この本の中で私が多分この先一生忘れないであろう一節を見つけました。
それは、お金の主人は私だということ
何か支払いや生活費のために毎日を生きているような気がしていた
ああ、生きるためにお金を使うのであって
お金のために生きてるわけじゃない・・・なんだそんなことだったのか
もう40年も何をして 何を見てたんだろう・・・きっと読む人それぞれにすごい発見があると思います。必ず
考え方一つで人生が変わる 2005-02-20
「思考は現実化する」、つまり、考えたことは、実現し、現実化していくと言うことであるが、強く思い続けているとそれが行動に具現化されたり、その行動の現われが、周りの環境をも動かし、自分が思考した方向性が、現実のものとなっていく・・・といったような事である。
マーフィーと言う哲学者は、特に「潜在意識」というものを元に似たようなことを説明していたように思う。目には見えない、大いなる存在、意識の概念は、突き詰めると、宗教的な概念に帰着する。この本は、けして宗教的ではないが、日本人としては、いい意味での八百万的なものを意識したくもなる。
いずれにしても、心地よく読める人生の案内書である。肝腎な部分の原文の注が欲しい気もする。
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