豆富バカが上場した! 篠崎屋・樽見茂の成功哲学 |樽見 茂
豆富バカが上場した! 篠崎屋・樽見茂の成功哲学
樽見 茂
中経出版 刊
発売日 2004-11-27
オススメ度:★★★
痛快!! 2004-12-16
今、元気のあるベンチャー企業の社長が書いた成功哲学。
豆腐という地味な商品で上場まで漕ぎつけた社長の凄みが伝わってくる本です。
とくに、卸し先のスーパーと決別シーンは痛快の一言です。
とにかく元気になりたい人にオススメです!
アッと言わせるビジネス書 2004-12-23
天然にがりの絹ごし豆腐を初めて作った男、樽見茂氏。
その苦闘の歩みをユニークなビジネス観でつづったのが本書です。町の豆腐屋さんからスタートし、
不屈の負けじ魂によって業界初の上場企業へ成長していくプロセスは、
実にエキサイティングで読みごたえがありました。売り上げの8割を捨てるエピソードなど、
それだけ聞くといかにも破天荒な人物のようですが、
じっくり読むとそうではないことがよく分かります。
常識はずれに見えるビジョンでも、
それを実現するためには地道な努力が必要なのだと教えられました。アッと言わせるような指摘がいくつも出てきます。
異業種進出について「タテ軸とヨコ軸」の指摘など、読んでいて目がさめるようでした。
語り口調で書かれているため、とても読みやすかったです。
スーパーのバイヤーは悪者か? 2004-12-12
豆腐メーカーの2代目社長が業績を伸ばし、上場までこぎつける成功物語。この手の啓もう書は多数あるが、この本は、哲学的な部分だけではなく、1つ1つの打ち手にもビジネスのヒントになりそうな内容が多くある。樽見社長の「べらんめえ調」の爽快な語り口で、さくさく読めるようになっているが、それでいてなかなか含蓄がある。 特に読み応えがあるのは、「バイヤーって人種には、いけすかない野郎が多くてね」といった、スーパーマーケットのバイヤーとの「戦い」の場面。資本力がなく競合が多い豆腐メーカーはスーパーに対する交渉力が弱く、それをいいことに、樽見社長はスーパーのバイヤーから無理難題を押し付けられる。かなりハードな話がたくさん出てくる。 最初は値下げなどに対応していた樽見社長も、我慢ならなくなって、スーパーへの卸から全面撤退。その結果、売り上げの大半が消えて、日産5万丁から2000丁に落ち込むが、それでも卸から直販にシフトして活路を見いだしたことが書いてある。 これだけだと、樽見社長にしかできない破天荒なことばかり書かれているようだが、「地道な研究開発で圧倒的な製品力を付ける」「卸でもうからないなら直販(製造小売=SPA)にシフトする」「大豆などの材料の調達先は絞り込み大量一括納入してもらう」「工場のラインは柔軟な生産に対応できるように設計する」など、1つ1つの打ち手は製造業を営むうえで合理的なことで、奇抜なことは何1つない。しかし、樽見社長がこういう経営コンサルタントなどに言わせれば「当たり前」のことに自分で気付いて、全部実行していったところに成功の秘けつがあるようだ。
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