人生成功のバイブル 人間愛の巨人・蓮沼門三の哲学 |山口 彰
人生成功のバイブル 人間愛の巨人・蓮沼門三の哲学
山口 彰
PHP研究所 刊
発売日 2005-05-19
オススメ度:★★★★
明治、大正も現代も師範(教師)の資質が問われている 2005-09-23
蓮沼門三先生の活動は表面的に知っていたが、これほどの活動をして
いた人とは認識していなかった。よくぞここまで分かりやすく纏めて
頂いたと著者に感謝します。また一般的には無名の存在であった蓮沼
門三先生の本を出版して頂いたPHP研究所に敬意を表します。
私利私欲のためでなく、真に人のため、社会のため、国家のために働き
若輩ながらも政財界人や皇室からも信望を得られた人は蓮沼門三先生
以外には存在しないのではないかと思われます。
物質・経済重視になることを憂い明治の頃から良き師範(先生・指導者)を
養成する修養団を設立し、誠心誠意その活動に一生を捧げた
活動によって日本の精神文化を現在まで何とか継続させた思わざるを
得ません。
日本が今以上に精神荒廃にならないよう世の教職にある方々がこの本を
読んで実践するようになれば素晴らしい日本、素晴らしい世界づくりが
できると確信します。
私も、今から身近なところから実践していこうと決意した次第です。
浮かれたボランティアブームに“喝”!! 2005-07-28
最近は空前のボランティアブーム。善行は、無条件で受け入れられると思い込んでいる人たちが多すぎる。この本を読んで、脳天を割られたような衝撃を受けました。汚れた寄宿舎の清掃。正に善行です。しかし、それを邪魔する先輩や同級生。それにめげることなく、バケツの水が血で染まっても黙々と清掃を続ける。まさに、「森を歩む像」の如しですね。また、蓮沼先生の、人間味、熱い思いにも触れることが出来ました。これから、“ボランティア”活動を積極的にやっていこうとしている若者達に是非読んで欲しい一冊です。
人生の成功バイブル 人間愛の巨人・蓮沼門三の哲学 2005-06-15
人生成功のバイブル 人間愛の巨人・蓮沼門像の哲学
(PHP研究所出版 山口 彰 著)
読後感想
「親子の絆に欠かせない基本的信頼とピグマリオン効果」
私は、主に「乳幼児期の親子の絆つくり」の子育て支援活動をしている。仲間から「人生成功のバイブル 人間愛の巨人・蓮沼門三の哲学」の第4章 人格と思想の形成史 (その1)―幼少年時代〜青年時代―は特に講習会の参考事例に大変役立つから読んで見るように奨められた。
貧困の中で一生懸命に生きて、抱きかかえて守ってくれる母の息遣い・姿勢を幼い門三は肌で感じ取っていたに違いない。(P144)この母の懸命な愛は門三に「基本的信頼感」もたらした。これこそが後の門三の人間愛や自信、行動の基と思われる。又、母は日本のナイチンゲール・瓜生岩子女史に「この子は立派な人になる」と言われた事を信じて、慈愛の目で見守り続けている。正に「ピグマリオン効果」である。(P188)この母だからこそ、門三は抱き寝をして病を治したのである。(P169)
親子が一体となって汗を流し、労わりあいながら行動する機会が見い出しにくい現在、この本から親子の絆を強めるヒントをたくさんを得られた。
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